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“いつまで生きたい”を手放した日

  • 執筆者の写真: 幸子 北口
    幸子 北口
  • 5 日前
  • 読了時間: 1分

あとどれくらい生きられるんだろう」

そう考えてしまう夜、ありませんか。


がんと宣告されたとき、真っ先に思ったのは、

「あいりんが女の子になる日までは生きていたい」ということでした。


その日が来たら、私がきちんと準備をして、

「女の子になるってどういうことか」を自分の口で伝えたい。

ここだけは、旦那さんに任せるわけにはいかない。そう思っていました。


そしてその日を迎えた次の年、転移が見つかりました。


そのとき、気づいたんです。

私はずっと、

「子どもたちが20歳になるまでは」

「母が亡くなった年齢は超えたい」

そんなふうに、自分で命の“期限”を作っていたのかもしれない、と。


「いついつまでは生きたい」と思うことは、

その先を思わないことにもつながっていたんだと気づきました。


それからは、期限を決めるのをやめました。

ただ、自分の人生を最後までちゃんと生ききろうと考えるようになりました。


楽しく、有意義に過ごすこと。

そして最期に「いい人生だった」と思えるように。


同じように不安を抱えている人が、

少しだけ肩の力を抜ける場所になれたらうれしいです。


今は、悔いの残らない毎日を重ねることが、

私にとっていちばんの治療であり、ウェルネスだと感じています🌿


 
 
 

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