治療の中で見つけた、希望の一本
- 幸子 北口
- 2月8日
- 読了時間: 1分
抗がん剤治療の開始とともに、脱毛が始まりました。
よく耳にしていた通り、ある日突然やってきます。
抜けていく瞬間を見ることへの不安から、
私は治療開始後すぐに自分で髪を短くしました。
覚悟していたつもりでも、
入浴時に髪が水面に浮いている様子を見ると、
やはり心が揺れます。
そんな中、ほとんど抜けたと思っていた頭に
一本だけ長く残っている髪を見つけました。
触れても、引いても抜けないその髪。
治療によって多くの細胞が影響を受ける中で、
それでもなお働いてくれている身体の力を感じ、
深く励まされた瞬間でした。
そしてその一本は、最後まで残りました。
どんなに厳しい状況の中にも、
希望は確かに存在する。
この体験が、
今の私が大切にしている
体と心をやさしく整えるウェルネスの原点です。




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